協会ニュース 『陶説』平成15年9月号より

▼日本陶磁協会主催による「第2回やきもの文化講座」が、10月5日(日)午後1時30分 より3時30分まで、NHK青山荘(東京都港区南青山5-2-20)で開催される。今回は 林屋晴三理事に「長次郎と光悦」の茶碗について語っていただく。定員は130名。先着順。会費3千円。協会事務局宛、お葉書でお申込み下さい。

▼福岡支部設立記念茶会が9月13日(土)、福岡東洋陶磁美術館で行われる。当日は十代大樋長左衛門氏による記念茶会および「大樋焼 歴代名品展」も同時開催される。福岡東洋陶磁美術館は、福岡市城南区七隈8丁目7-42 電話092-861-0054

▼尾道支部発足25周年を記念して9月18日(木)尾道の名門、西山旅館別館にて記念茶会 が行われる。茶席は濃茶席・薄茶席と煎茶席。濃茶席の席主は黒田和哉常任理事。なお、前日の夕方には林屋晴三理事を囲んで「楽茶碗」の講話も催される。詳しくは尾道支部事務所 (電話0848-22-4815)まで。

▼新潟県支部大会「展観と観賞茶会」が9月20日、21日の両日、加賀田邸と北方文化博物館新潟分館で行われる。今回の展観テーマは「和物茶碗」講師は黒田和哉常任理事。詳しくは新潟県支部事務局(電話025-247-5171)今井まで。

▼富山支部創立50周年記念茶会が9月23日(火)午前10時より午後5時まで、富山美術 倶楽部にて開催される。今回の展観は、支部創立50周年を記念しての「名碗展」。講師は林屋晴三理事。詳しくは、支部事務局(電話076-432-5081)まで。

▼「桃山陶に魅せられた七人の陶芸家展」が8月30日から10月13日まで、滋賀県立陶芸 の森・陶芸館にて開催される。9月14日(日)午後2時から「七人の交遊とその陶芸」についてスライドによる講演が催される。講師は、日本陶磁協会主任研究員・森孝一。詳しくは、陶芸の森 電話0748-83-0909までお問い合せ下さい。

▼江戸時代初期に活躍した画聖俵屋宗達とみられる墓が金沢市内で見つかったことを機に設立された「宗達会」の発足90年を記念して、9月13日から10月13日まで金沢市中村記念美術館にて「俵屋宗達とその流れ」展が開催される。同展には国宝の京都国立博物館蔵「蓮池水會図」、重文の頂妙寺蔵「牛図」のほか、宗達一派の逸品計35点が展示される。
また、宗達の墓のある市内宝円寺では、毎年9月15日に茶会が開かれ、今年も濃茶席は谷 村了喜庵氏、薄茶席は吉倉虚白氏、大樋長左衛門氏が席を持たれる。法要は午前11時。茶会は午前8時から午後3時まで金沢市宝町6-14 宝円寺にて行われる。(電話076-231-6050)。

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