岸映子氏、第36回「京都美術文化賞」受賞
美術の創作活動を通じて京都府市民の精神文化向上に多大の功績があった方に対して贈られる本賞の第36回にて、陶芸家・岸映子氏(奈良県生)が受賞されました。受賞理由には、独自の彩石象嵌技法を駆使した作品が国内外で高く評価されていることがあげられました。来年1月に受賞記念展を開催する予定です(於:京都文化博物館)。
第52回日本伝統工芸近畿展の受賞作品発表
本展の受賞作品のうち陶芸関係は下記のとおりです。(敬称略)
京都府教育委員会教育長賞 「黒釉銀彩陶筥」小林正人
京都新聞賞 「三彩 2301」加藤清和
新人奨励賞 「釉はじき紫緋花皿」野原美恵
第54回東海伝統工芸展の受賞作品発表
本展の受賞作品のうち陶芸関係は下記のとおりです。(敬称略)
日本工芸会賞 「染付深鉢 細魚」小枝真人
岐阜県教育委員会賞 「緑釉花器」黒岩達大
三重県教育委員会賞 「灰釉大鉢」竹内孝一郎
静岡県教育委員会教育長賞 「茜彩筋文花器」石塚操
NHK名古屋放送局長賞 「染付瓶 笹百合」小形こず恵
東濃信用金庫賞 「山帰来紋鉢」酒井紫羊
現代茶陶展の受賞者が決定
土岐市(岐阜県)が主催する「現代茶陶展」の審査結果が6月6日に発表されました。同展は茶道用の陶芸作品の公募展として今年で15回目を迎えます。今回は、33都道府県から271点の応募があり、最高賞のTOKI織部大賞には長野県在住のアーグネス・フス氏の花器、《波紋》が選出されました。
入賞・入選の計69作品は、8月5日から13日までセラトピア土岐(土岐市土岐津町)で展示されます。主な受賞者は次のとおりです。(敬称略)
優秀賞
清水剛(兵庫県)、村尾一哉(香川県)、河端彩谷(岐阜県)
奨励賞
黒岩達大(岐阜県)、渡辺国夫(山梨県)、高原準次(奈良県)、織田阿奴(滋賀県)、鈴木圭太(千葉県)
第63回石川の伝統工芸展の受賞作品発表
本展の受賞作品のうち陶芸関係は下記のとおりです。(敬称略)
NHK金沢放送局長賞 「緑彩花瓶 笹音」宮本雅夫
奨励賞 「珠洲焼 窯変鉢」田端和樹夫、「ちぢれ帯文広口花器」平田良仁
第62回 日本伝統工芸富山展の受賞作品発表
本展の受賞作品のうち陶芸関係は下記のとおりです。(敬称略)
高岡市長賞 「色絵鉢」金田比陶美
奨励賞 「茶注」六渡心六
珠洲焼資料館が展示を再開
5月5日に能登地方で発生した地震で被災し、休館していた珠洲焼資料館(石川県珠洲市)が、一部で展示を再開しました。
珠洲市では震度6強を観測、珠洲焼や出土した土器など展示品の半数が転倒し、約十点の作品に破損が確認されました。その後休館していましたが、転倒防止対策を強化したうえで5月23日から1階部分の展示を再開しています。
稲崎栄利子氏、ロエベ財団 クラフトプライズ大賞受賞
優れた美的価値のある作品を生み出す能力を持つ国際的なアルチザンの発掘と支援を目指す「ロエベ財団 クラフトプライズ」。2023年では、稲崎栄利子氏(兵庫県生)の《Metanoia》(2019年制作)が、117の国・地域からの2700点以上の応募のなかから大賞に選ばれました。
東京アンティークフェア2023
日本国内より厳選された古美術店が出店し、国内外のトップクラスの古美術品を展示即売するフェアです。
場所:東京美術倶楽部3、4階 東京都港区新橋6―19―15
日時:7月28日(金)、29日(土)、30日(日)
時間:10時~17時(最終日は16時まで)
入場料:無料
問合先:実行委員会(古美術あさひ) ☎03―6228―7474
◆主な出展内容 *カッコ内はブース番号
古美術あさひ(A―3) 蒔絵を中心に出品。
前坂晴天堂(A―6) 鍋島・古九谷・柿右衛門・古伊万里・初期伊万里など、肥前有田磁器の優品を多数展示販売します。
利菴アーツコレクション(B―3) 日本・中国・朝鮮の鑑賞陶器の優品を出品。