▼新潟県支部大会「展観と鑑賞茶会」が、11月6日(土) ・7日(日) の両日、加賀田邸と北方文化博物館新潟分館で開催される。今回の展観のテーマは「唐物茶碗と高麗茶碗」。講師は黒田和哉常任理事。茶席は、第一席(松鼓庵) が江戸千家新潟不白会・中野宗順氏。第二席(残月亭) が裏千家・徳永宗巳氏。第三席(座忘) が石州流新発田翠濤会・内田恭翠氏。なお、参加費は3500円、展観のみの場合は1000円。詳しくは電話025-247-5171、新潟県支部事務局(加賀田組内・今井) までお問い合せ下さい。
▼平成16年仙台支部第2回大会が11月21日(日) 午前10時より午後4時まで、仙台市博物館一階にて開催されます。今回の展観は「名碗十撰」。講師は谷松屋戸田商店社長・戸田博氏と本部の森孝一主任研究員。演目は「美を見抜く眼の力」と題して、茶道具の見方について話して頂きます。添釜は裏千家・島田平八先生社中。お問い合せは、電話022-222-6710 金源堂まで。
▼名古屋支部の秋の茶会と展観が11月21(日) 、料亭志ら玉にて催される。詳しくは、志ら玉 電話052-981-6868まで。
▼備前焼の重要無形文化財保持者(人間国宝) になった伊勢崎淳氏の認定祝賀会が10月30日夜、岡山市内のホテルで開かれた。日本工芸会関係者を中心に、地元行政、経済、文化各界から約720人が出席、備前焼の新たな人間国宝の誕生を祝った。備前焼の人間国宝は、金重陶陽、藤原啓、山本陶秀、藤原雄の各氏に次ぎ5人目。 なお、「新人間国宝 伊勢崎淳の世界」展が、10月12日から12月5日まで岡山県備前陶芸美術館(電話0869-64-1400) で開催されている。
▼第51回日本伝統工芸展が9月21日から10月3日まで、日本橋三越で開催された。今回の応募総数は2340点。そのうち入選作品は738点。その中から入賞作品16点が選ばれグランプリの日本工芸会総裁賞には山下郁子さんの「紬織着物『初雪の朝』」が選ばれた。陶芸では、佐賀の今泉今右衛門氏の「色絵薄墨墨はじき雪文鉢」が東京都知事賞、石川の武腰潤氏の「磁の箱『笹生』」と鳥取の山本浩彩氏の「焼締窯変茜壺」が日本工芸会奨励賞を受賞した。なお、伝統工芸展は三越の後、全国各地を巡回、展示される。
▼板谷波山の生涯を描いた劇映画「HAZAN」が、第12回ブルガリア国際映画祭にてグランプリに当たる〈THE GOLDEN AFRODITA〉を獲得した。「HAZAN」の今後の上映は、東京・札幌・京都・福岡・新潟・鹿児島・福島・茨城を巡回、詳しくは、映画波山製作委員会 電話029-224-8808まで。
▼井高帰山氏と陶燿会メンバーによる新作陶展が、9月22日から28日まで新宿の小田急百貨店で開催された。今度で38回を迎える陶燿会メンバー6人と、井高氏の新作百点余が展示された。