「田嶋悦子―園の賑い」展開催
2004年度日本陶磁協会賞受賞・田嶋悦子氏の展覧会が以下のとおり開催されます。
会場:ZENBI-鍵善良房―KAGIZEN ART MUSEUM(京都市東山区祇園町南側570―107)
電話:075―561―2875
日時:3月22日(土)~7月27日(日)10時~18時(⼊館は17時30分まで)※⽉曜休館(祝休⽇の場合は翌平⽇)
入館料:⼀般1000円、⼤学・⾼校・中学⽣700円、⼩学⽣以下無料
内容:新たに制作された、鍵善良房の菓子詰合せ『園の賑い』をイメージした作品を中心に、1980年代から現在までの作品を展覧します。
「スペクトラム スペクトラム」展に川端健太郎氏
エルメス財団運営の銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催される「スペクトラム スペクトラム(Spektrum Spektrum)」展に、2024年度日本陶磁協会賞を受賞した川端健太郎氏の作品が出品されます。
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム 8・9階(東京都中央区銀座5―4―1)
電話:03―3569―3300
日時:3月20日(木・祝)~6月29日(日)11時~19時(⼊館は18時30分まで)※水曜休館
入館料:無料
内容:展覧会を一つの小説のように捉え、7人のアーティストにより、真実と虚の「あいだ」にとどまることのできる居場所として、密やかな室内のナラティブ(物語)を生み出すことを試みます。
出品作家:エマニュエル・カステラン、題府基之、川端健太郎、マリー・ローランサン、ヨハネス・ナーゲル、ヴァルター・スウェネン、津田道子(敬称略)
アートフェア東京2025
本展が以下のとおり開催されます。一部展示についてご紹介します。
会期:3月7日(金)~3月9日(日)11時~19時 ※最終日は17時まで
会場:東京国際フォーラム ホールE、ロビーギャラリー (東京都千代田区丸の内3―5―1)
料金:前売4000円(税込)/ 当日5000円(税込)
※詳細はウェブサイトを、ご覧ください。
出展内容を一部ご案内いたします↓↓(店名につづくカッコ内の数字はブース番号、50音順)。
◆ア・ライトハウス・カナタ(S016)
日本画家・長谷川幾与の作品を7点展示予定。
◆浦上蒼穹堂(N065)
1994年東京国立博物館特別展「中国の陶磁」に出品された北魏加彩駱駝はじめ、新石器時代のフクロウ形水注13点、殷〜西周の青銅器など魅力的な造形の中国美術を展観します。
◆ギャラリーこちゅうきょ(N043)
「木野智史―再思―」展を先行展示します。素材と制作プロセスを解体、再構築した新作を発表します。この後、本展示を壺中居にて3月10日~15日に開催します。本展では新たなスタイルとともに、これまでの「颪」「渓澗」のシリーズも含めて15点余を展示します。
◆Gallery Togeisha(N053)
「色絵柿右衛門様式草花文六角面取壺一対」(9世ウォーターフォード侯爵〈アイルランド〉旧蔵品)、「初期色絵菊流水文大徳利(柿右衛門様式)」、「初期鍋島染付牡丹文五寸皿」、「染付南京蓮文大鉢(古伊万里)」など、鍋島・古伊万里・柿右衛門・古九谷を展示します。
◆銀座黒田陶苑(N004)
「水野このみ」展を開催。「陶磁胎七宝鉢 胡蝶の夢」などの新作を発表します。
◆しぶや黒田陶苑(N018)
「大塚茂吉 あわいのかたち」展を開催。絵画と茶碗を中心としたやきもの、総計約40点を出品します。夢と現実、現世と来世、抽象と具象など、さまざまな「あわい」に思いを寄せた作品が並びます。この後3月14日~18日には、しぶや黒田陶苑にて出品点数を増やして同展を開催します。
◆瀧屋美術(N041)
樂雅臣の作品を中心にルーシー・リー、ハンス・コパー、ピーター・ヴォーコスの作品を合わせて展示します。
◆繭山龍泉堂(N021)
「漢王朝 PREVIEW」展を開催。今秋、開催予定の「漢王朝」展のプレビューとして、「灰陶加彩鴟鴞尊」「灰陶加彩馬」などの陶磁器に加えて漆器や青銅器ほか、約10点を展示します。
◆RYUSENDO GALLERY(S001)
「CELADON:FLAT 伊藤秀人 produced by MAYUYAMA & CO., LTD.」展を開催。昨年のアートフェア東京で発表した「CELADON:FLAT」の新作を展示します。また本展は4月22日~26日にRYUSENDO GALLERYでも開催します。
◆水戸忠交易(N020)
「アイザワリエ展」を開催します。新作8点を出品予定。
◆渡邊三方堂(N063)
中国・唐宋時代の名品を中心に紹介します。
訃報
清水三年坂美術館館長の村田理如(まさゆき)氏が2024年12月12日に亡くなられました。74歳でした。1980年代にニューヨークで幕末の印籠と出会ったことをきっかけに、幕末・明治期の京薩摩や七宝、蒔絵など細密工芸を蒐集し、2000年には清水三年坂美術館を開設しました。謹んでご冥福をお祈りいたします。