▼日本陶磁協会主催による「第4回やきもの文化講座」が、10月30日 (土) 午後1時30分より3時30分まで、NHK青山荘 (東京都港区南青山5-2-20) で開催されます。今回は谷松屋戸田商店社長・戸田博氏に「美を見抜く眼の力」と題して、茶道具の見方について話していただきます。タイトルの「美を見抜く力」とは、雑誌「和楽」に連載され、後に小学館より出版された本の題名でもあり、名器の数々をスライドと一部実物を持参していただき、当協会主任研究員の森の質問に対して答えていただくというトーク形式で進行いたします。定員は130名。先着順。会費三千円。協会事務局宛 (東京都千代田区神田駿河台2-9) お葉書でお申し込み下さい
▼湘南支部の秋の催し「瑞泉寺茶会」が、10月7日 (木) 午前10時より午後3時まで瑞泉寺 (鎌倉市二階堂) で行われます。茶席は三席、点心席は北鎌倉 (鉢の木) 、会費は一万四千円です。お問い合せは、銀座・黒田陶苑 電話03-3571-3223まで。
▼第16回「東美特別展」が10月1日から3日まで、東京美術倶楽部 (東京都港区新橋6-19-15) で開催される。本年も、我が国を代表するアートフェアとして、古代から現代に到る各ジャンルの優れた作品が一堂に集められる。お問い合せは、電話03-3432-0191 東京美術倶楽部まで。
▼明治元年来日し、有田で石炭窯や酸化コバルトなど新しい技術を日本にもたらしたG・ワグネルの功績をたたえ、東京工大百年記念館で関係のある陶芸家の特別展示と講演会が催されます。展示は10月5日 (火) から10日 (日) まで、入場無料。講演会は、10月9日 (土) が出光美術館主任学芸員の荒川正明氏の「アールヌーボーの陶芸─板谷波山を中心に─」と当協会常任理事の黒田和哉氏の「日本陶磁史上におけるワグネルの功績」。10月10日が愛知県陶磁資料館の佐藤一信氏の「ワグネルの旭焼について」と人間国宝島岡達三氏と中澤三知彦氏の対談「私の陶芸」。時間は両日共、午後2時20分より4時20分までです。東京工大百年記念館は、 (東京都目黒区大岡山2-12-1 電話03-5734-3340)