▼「神農巌・隠崎隆一展─2014年度日本陶磁協会賞・金賞受賞記念─」を9月28日(月)~10月3日(土)に日本橋・壺中居にて開催いたします。詳細は追って御案内いたします。なお『陶説』では9月号にて特集を組みます。
▼「第10回パラミタ陶芸大賞展」が7月15日(水)~8月31日(月)にパラミタミュージアム(電話:059-391-1088)にて開催されます。今回も全国の美術館・画廊・評論家より推薦された「時代を代表する陶芸家」の上位6名の作家の作品が展示されます。出品作家:伊藤慶二・植松永次・斎藤まゆ・服部真紀子・増田敏也・山岸大祐。大賞の選考は、7月15日~8月16日の一般来館者の投票結果により決定されます。発表式は8月23日(日)午後2時。また今回、記念すべき第10回展にあわせて「パラミタ陶芸大賞展十年のあゆみ」展を開催し、1回から9回まで総勢59名の出品作家と作品を一堂にパネル展示してパラミタ陶芸大賞展の歩みをふりかえります(100頁もご覧ください)。
▼「美濃陶芸の明日展2015」が7月17日(金)~9月13日(日)に多治見市美濃焼ミュージアム(電話:0572-23-1191)で開催されます。キラリと光る独自の表現を展開して今後が期待される精鋭、約50名の若手作家の作品が並びます。また併設して「光庭2015 伊村後見・原由健一展」が7月17日(金)~10月25日(日)に開催されます(7月12日までは「美濃に生きた古瀬戸~古瀬戸系施釉陶器窯と瀬戸美濃大窯の成立と展開~」を開催。98頁もご覧ください。
▼井上雅之の茶室 初形より花型」展が平成28年3月27日(日)まで山口県立萩美術館・浦上記念館(電話:0838-24-2400)にて間催しています。タタラ(粘土板)でこしらえた筒状のパーツを有機的に結びつけて組み上げるという、ダイナミックな手法でモニュメンタルな作品を創造してきた井上氏( 1957年生)による茶室の空間表現を展観します。特別展「「図変り」大皿の世界 伊万里染付の美」は8月16日(日)まで開催(102頁もご覧ください)。
▼「うつろい─土のかたち 山本健史作品展」が7月25日(土)~8月16日(日)に伊丹市立工芸センター(電話:072-772-5557)と旧岡田家住宅・酒蔵を会場に開催されます。陶を素材に有機物や石膏を使い、かたちを写しとる手法を主にして制作を行う山本氏の最新の取り組みである「相転移」と、1990年代に行っていた表現を現在の感覚で再制作した「動態計」を展示。
▼「ファエンツァの作家たち 十 出和絵里 十 作元朋子」展が7月5日(日)まで関口美術館・東館(電話:03-3687-6595)にて開催しています。日本とイタリアとの国際文化交流の一環として開催。イタリア・ファエンツァ市からElvira Keller氏、Fiorenza Pancino氏、MirtaMorigi氏、そして2014年第10回国際陶磁器展美濃・国際陶磁器コンペティションの陶芸部門で銅賞を受賞したMartha Pachon Rodriguez氏の作品とともに、日本からはファエンツァ国際陶芸展でグランプリを受賞した出和絵理氏、チェルサイエ賞を受賞した作元朋子氏の作品が展示されます。
▼「近藤葉子・水谷一子展」が瀬戸市新世紀工芸館(電話:0561-97-1001)で9月20日(日)まで開催しています。陶芸家の近藤氏と針金造形作家の水谷氏のコラボ展です。なお、7月4日(土)午後1時30分から出品作家によるギャラリートークがあります。
▼「第10回卯辰山茶会」が7月25日(土)、26目(日)に金沢卯辰山工芸工房・流芳苑にて開催されます。陶芸・漆芸、染・金工・ガラスの工房の研修者31名が作り手の視点で茶道具や衣装を制作し、それらを使用したお茶会が開催されます。初日は「金沢ナイトミュージアム2015」(下記参照)と連動し、夜の茶会も開催。本席1,000円、点出し500円、本席は要申込み。詳細は同工房(電話:076-251-7286)まで。
▼「金沢ナイトミュージアム」が7月18日(土)~10月18日(日)の週末に催されます。金沢市内の博物館や美術館の開館時間を廷艮し、さまざまなイベントが開催されます。詳細は金沢芸術創造財団(電話:076-223-9898)まで。
▼「神戸ビエンナーレ2015 現代陶芸コンペティション」が7月18日(土)~8月30日(日)に兵庫陶芸美術館(電話:079-597-3961)にて開催されます。その後、入賞作品のみBBプラザ美術館(電話:079-597-3961)にて9月19日(土)~11月23日(祝)に展観されます。受賞結果については次号にて掲載いたします。
▼「第44回北海道陶芸展」が7月21日(火)~26日(日)に札幌市民ギャラリーにて開催されます(問合せ:北海道陶芸協会 電話:011-611-1805)。