▼平成29年度 日本陶磁協会茶会のご案内
本年も5月19日(金)に東京美術倶楽部にて「日本陶磁協会茶会」を催すこととなりました。今回は千宗屋氏に講演をお願いし、展観「古伊万里名品展」も併設いたします。皆様のお越しをお待ちしております。
日 時 5月19日(金) 9時~15時(受付:9時~14時)
会 場 東京美術倶楽部・茶室(東京都港区新橋6-19-15)
茶 席
濃茶席 席主・池谷正夫氏(池正)
薄茶席 席主・黒田耕治氏(しぶや黒田陶苑)
点心席 東京・吉兆
講 演 14時より(満席)
講 師 千宗屋氏
展 観 「古伊万里名品展」
会 費 会員 1万5千円 一般 2万5千円
定 員 400名(要申込、先着順)
申込方法
会員番号・名前・住所・日中連絡できる電話番号・同伴者人数を記入の上、葉書にてお申し込み下さい。折り返し振込用紙、入席券をお送りします。
▼「第2回日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞 福井・石川・富山展」
日本陶磁協会「現代陶芸奨励賞」は、陶芸部門(陶芸作品)及び産業陶器部門(産業陶器)における優れた作品に対して贈られるもので、伝続からオブジエまで幅広い作品を対象とし、ジャンルは問いません。全国各地方ごとに開催する公募展で、昨年の第1回の北海道展にひきつづき、本年第2回展は福井・石川・富山にて開催いたします。北陸三県で活躍する作家および窯元の入賞、入選作品を展示する本展は、以下の4会場に巡回いたします。
石川県立美術館(6月1日~11日)、富山市佐藤記念美術館(6月15日~30日)、福井県陶芸館(7月4日~17日、石川県九谷焼美術館(9月1日~18日)。
本展にあわせて以下の関連行事を開催いたします。
◆表彰式・懇親パーティ
日時 6月1日(木)午後2時~
場所 金沢ニューグランドホテル(石川県金沢市南町4-1)
◆記念講演会
日時 6月2日(金)午後2時~
場所 石川県立美術館・ホール
演目 現代陶芸の過去・現在・未来
講師 大樋陶冶斎(聞き手・森孝一)
◆記念茶会 次項参照。
◆ツアー「越中瀬戸焼の里 器と食とアルペンルート」(富山展開催特別企画)
次項参照。
▼第2回日本陶磁協会「現代陶芸奨励賞」福井・石川・富山展 記念茶会のご案内
本年6月11日(日)に、第2回日本陶磁協会「現代陶芸奨励賞」福井・石川・富山展に合わせて、金城樓本店・茶室にて記念茶会を催すこととなりました。この日本陶磁協会「現代陶芸奨励賞」事業は、イセ文化基金理事長・伊勢彦信氏からの多大なご寄付によってスタート致しました。今回は、その伊勢様に濃茶席・薄茶席ともに席主をお願いいたしました。皆様のお越しをお待ちしております。
日時 6月11日(日)午前9時~午後4時(受付:午前9時~午後2時)
会場 金城樓本店・茶室(石川県金沢市橋場町2-23)
茶席
濃茶席 席主 伊勢彦信氏
薄茶席 席主 伊勢彦信氏 点心席 金城樓本店
会費 12,000円
定員 200名(要申込、先着順)
申込方法
会員番号・名前・住所・日中連絡できる電話番号・同伴者人数を記入の上、葉書にてお申し込み下さい。折り返し振込用紙、入席券をお送りします。
なお、当初予定していた6月3日の記念茶会は中止となりました。
▼日本陶磁協会「現代陶奨励賞」富山展 特別企画ツアー
「越中瀬戸焼の里 器と食とアルペンルート」
日本陶磁協会「現代陶奨励賞」の富山展(富士市佐藤記念美術館開催)にあわせてツアーを企画いたしました。本ツアー中、当協会常任理事・森孝一氏の特別講演も行います。また、夕食会では越中瀬戸焼陶芸家の方々との陶芸談義も予定しております。詳細は封入のご案内をご覧ください。
日時 6月18日(日)~19日(月)
場所 富山市佐藤記念美術館→陶農館→立山黒部アルペンルート→芦峅寺閻魔堂→富山駅
料金 25,000円
(宿泊費・交通費〈富山までの交通費は含まず〉・食費・ガイド費込み)
申込方法
株式会社たてやま(電話:076-483-4201)まで電話にてお申込みください(受付:平日9時~17時30分)。
締切 5月31日(水)17時
▼「第6回かなくれ茶会~越中瀬戸焼の窯元と語らう~」
越中瀬戸焼の窯元が席主となり、下記のとおり開催されます。
と き 5月20日(土)、21日(日)
ところ 越中陶の里「陶農館」(富山県中新川郡立山町瀬戸新31、
富山地方鉄道立山線五百石駅より車で20分)
料 金 1万円(香煎・点心「懐石万惣」・薄茶・記念品)
申 込 電話:076-462-3929(受付9時~16時:火休)
なお、「かなくれ会 茶の器展」も併催され(5月20日~28日開催)、越中瀬戸焼「かなくれ会」の加藤聡明・北村風巳・釋永由紀夫・釋永陽・吉野香岳の5氏による茶陶が展示されます。
▼文化審議会文化財分科会の3月10日の審議・議決を経て、新たに7件の美術工芸品を国宝に、37件の美術工芸品を重要文化財に指定することについて、文部科学大臣に答申されました。うち陶磁関連は以下のとおりです。いずれも重要文化財として。
「割高台茶碗」畠山記念館蔵
三代清風與平「白磁蝶牡丹浮文大瓶」国立文化財機構蔵(東京国立博物館保管)
奥田頴川「三彩兕觥形香炉」建仁寺蔵
新指定の国宝・重要文化財について、東京国立博物館・本館8室・11室にて5月7日(日)まで展示しています。
▼「所蔵品展─ふりそそぐ光のかたち─」を樂翠亭美術館(電話:076-439-2200)にて6月13日(火)まで開催しています。所蔵品より、緑あふれる日本庭園を背景に輝くガラスや陶磁器作品を展覧。篠田桃紅の平面・書の作品はじめ、板橋廣美・伊藤慶二・小川待子・黒田泰蔵・深見陶治・宮永東山他の陶磁作品、扇田克也・高橋禎彦・安田泰三・吉田薫・小島有香子他のガラス作品を展示。
▼美術くりはらの社長で当協会の監事を務められました栗原俊太郎氏が3月26日に逝去されました。享年79歳。お通夜は4月2日、告別式は4月3日、東京都港区芝公園1-3-16、天光院にて行われました。心よりご冥福をお祈りいたします。合掌
▼東京国立博物館名誉館員で、当協会副理事長の林屋晴三氏が4月1日(土)誤嚥性肺炎のため逝去されました。享年88歳。喪主は長女、大塚多香さん。葬儀は家族で行われました。心よりご冥福をお祈りいたします。お別れ会は6月に開かれる予定。場所および日時が決まりましたら、お知らせ致します。合掌