◆2021年度 日本陶磁協会賞・金賞受賞記念 桑田卓郎・三島喜美代展のご案内◆
会期:2022年11月14日(月)~11月19日(土)
会場:壺中居 東京都中央区日本橋3-8-5
*終了いたしました
◆2021(令和3)年度日本陶磁協会賞・金賞のご報告◆
日本陶磁協会賞 桑田卓郎[くわた・たくろう]
受賞理由
伝統的な茶碗の見どころである、梅花皮(かいらぎ)や石爆(いしはぜ)を翻案し、色鮮やかな器で展開したこと。それらは、やきものの概念、ならびに可能性を大きく拡げたこと、そして若い世代をはじめ、やきものに関心を向ける力となっていること、世界的な活動をしている点が高く評価されました。
経歴
- 1981年
- 広島県生まれ
- 2001年
- 京都嵯峨芸術大学短期大学部美術学科陶芸コース卒業
- 2002年
- 陶芸家、財満進氏に師事
第6回 益子陶芸展、濱田庄司賞受賞 - 2007年
- 多治見市陶磁器意匠研究所修了
第2回 織部クラフト・デザイン大賞、銀賞受賞 - 2008年
- 第8回 国際陶磁器展美濃、美濃賞受賞
第26回 朝日現代クラフト展、奨励賞受賞 - 2009年
- 第17回 テーブルウェア大賞、大賞・経済産業大臣賞受賞
- 2018年
- LOEWE Craft Prize 2018、特別賞受賞
日本陶磁協会賞金賞 三島喜美代[みしま・きみよ]
受賞理由
新聞や雑誌、ダンボール、空き缶などの情報を陶に転写する独自の手法と表現を、長年にわたり一貫して行われていること。また近年の活発な活動によって、現在に至る力強い活動が脚光を浴び、若い世代のみならず、性別、国籍を超えて大きな影響を与えていることが評価されました。
経歴
- 1932年
- 大阪府生まれ
- 1963年
- 独立展、独立賞・須田賞受賞
- 1965年
- シェル美術賞展、佳作賞受賞
- 1974年
- ファエンツァ国際陶芸展(ファエンツァ・イタリア) ゴールドメダル受賞
- 1975年
- 第11回現代日本美術展、佳作賞受賞
- 1986~87年
- ロックフェラー財団奨学金によりニューヨークへ留学
- 1988年
- 日本現代陶彫展’88、金賞受賞
- 1996年
- 彩の国さいたま彫刻バラエティ’96、大賞受賞
- 2001年
- 第19回現代日本彫刻展、山口県立美術館賞・市民賞受賞
- 2021年
- 令和3年度 文化庁長官表彰受賞
- 2022年
- 第11回円空大賞、円空賞受賞
第63回毎日芸術賞(美術Ⅰ部門)受賞
2021年度 日本陶磁協会賞・金賞受賞者選考経緯
2021年度「日本陶磁協会賞・金賞」の選考委員会を2月4日(金)午後3時より、銀座・貸し会議室にて開催しました。選考委員の出席者は、赤沼多佳、石﨑泰之、伊藤潔史、伊藤嘉章、唐澤昌宏、黑田耕治、中ノ堂一信、森孝一の8氏でした。
この選考に先立ち、美術館・博物館の学芸員、美術ジャーナリスト、ギャラリー関係者、陶芸家(金賞受賞作家)で構成された123名の推薦委員に、協会賞・金賞それぞれ3名まで候補者を選定していただき、協会賞154名、金賞76名の推薦をいただきました。
日本陶磁協会賞
まず協会賞ですが、推薦委員の方々による選定の結果、候補は以下のとおりになりました(推薦者の多い順に掲載、カッコ内は金賞の推薦者数)。
・13名(推薦者数/以下同)―桑田卓郎
・10名―川端健太郎
・9名―伊勢﨑晃一朗
・8名―見附正康
・7名―猪倉髙志・富田美樹子
・6名―稲崎栄利子(2名)・近藤髙弘(2名)・加藤亮太郎
・5名―長江重和・牟田陽日
・4名―石橋裕史(1名)・五味謙二
・3名―井上雅之(6名)・植松永次(3名)・大塚茂吉・加藤智也・澤谷由子・林茂樹・藤笠砂都子・森山寛二郎
・2名―安藤雅信(2名)・西村陽平(2名)・中村康平(1名)・井口大輔・泉田之也・植葉香澄・浦口雅行・大石早矢香・梶原靖元・加藤清和・金憲鎬・末廣学・高橋朋子・高橋奈己・田淵太郎・辻村唯・津守愛香・徳丸鏡子・戸田浩二・中里太亀・福本双紅・古谷和也・増田敏也・安永正臣・若尾経・若杉聖子
・1名―三島喜美代(10名)・辻村史朗(3名)・福島武山(3名)・田中佐次郎(2名)・原憲司(2名)・川崎毅(1名)・木村芳郎(1名)・寺本守(1名)・中村卓夫(1名)・松田1百合子(1名)・七代水野半次郎(1名)・秋永邦洋・秋山はるか・安食ひろ・荒川真吾・安藤郁子・猪飼祐一・石山哲也・井尻杏那・伊勢﨑創・伊藤明美・伊藤剛俊・伊藤正・伊藤文夫・井戸真伸・稲葉周子・今井完眞・今泉毅・今西公彦・岩村遠・六代上田直方・正親里紗・大原光一・小形こず恵・奥村博美・小野象平・小野哲平・小山乃文彦・鹿児島睦・金重愫・兼田昌尚・かのうたかお・川口淳・岸野寛・北川宏人・木野智史・熊谷幸治・古賀崇洋・小林佐和子・駒井正人・小牧ゆり・小山耕一・西條茜・酒井博司・坂本素行・佐藤敏・柴田眞理子・庄村久喜・須浜智子・高田谷将宏・高柳むつみ・田中知美・谷穹・豊増一雄・中井川由季・九代長江惣吉・十四代中里太郎右衛門・中村清吾・西端正・橋本満智子・八田亨・羽石修二・浜名一憲・林恭助・葉山有樹・原田隆子・東田茂正・福間琇士・藤ノ木土平・細川敬弘・堀一郎・堀貴春・堀野利久・桝本佳子・松井康陽・松田共司・松田米司・松永圭太・松本ヒデオ・丸田宗彦・三上亮・道川省三・南繁正・村上躍・望月集・山口真人・山口美智江・山田和・山田洋次・山田隆太郎・山本教行・吉田次朗・𠮷田幸央・吉村茉莉・十六代樂吉左衞門
*物故作家 黒田泰蔵 1名(8名)、一重孔希 1名
得票が上位8名以上の候補者について、推薦委員の推薦理由を以下に抜粋します。
桑田卓郎[くわた・たくろう]
「卓越した色彩感覚、ダイナミックな造形力で現代工芸と現代美術の境を悠々と超えている。時代感覚に優れ、ワールドワイドな活躍をしている反面しっかりと土地にも根ざしている」
「独自の美意識で梅花皮(かいらぎ)や石爆(いしはぜ)といった茶陶の見どころを独創的に表現。伝統と現代を融合させたカラフルな作品は国際的に高く評価されている」
「日本の伝統的な茶陶の世界観を、海外でも通じるようなポップな作品へと変換し、日本の現代陶芸の存在感を世界へ印象づけた、その貢献度は高い」
川端健太郎[かわばた・けんたろう]
「素材へのアプローチ、技術力、造形性がどれも独創・独自のもので、後追いの制作が不可能」
「生命感あふれる無二の作風。磁土を用いながらも、アクロバティックな造形とディテールの表現をなせる人。技法技術的なところも突出している」
「手びねりによる造形は、まるで指先から心情が溢れ出るかのようである。また釉薬の成分(ガラスや銅)を個体として装飾に使うなど陶芸素材の使い方もオリジナリティに富んでいる」
伊勢﨑晃一朗[いせざき・こういちろう]
「備前焼を牽引する作家のひとり。備前焼という制約の中で、それと大きくかけ離れることなく冷静に確実に新たな道を切り開いてきているように感じる」
「備前の古めかしさを脱出し、力強い造形と備前の土の良さを上手く表現している。形・土・焼き、すべて美しい」
見附正康[みつけ・まさやす]
「九谷赤絵細描の伝統文様を、見附ならではの現代性に満ちた新しい赤絵の世界を切り開いた」
「伝統的な九谷赤絵の技術に対する深い解釈に基づき、独自の奥行のある細密な表現を確立した」
以上の結果とともに、得票数の上位者の陶歴、推薦委員による推薦理由および作品の写真など、資料を選考委員の方々に送り、候補者を1位(3点)、2位(2点)、3位(1点)で選定していただきました。
選考委員の投票点数は、以下の結果となりました。
14点 桑田卓郎
10点 伊勢﨑晃一朗
4点 猪倉髙志・近藤髙弘
3点 見附正康・長江重和
2点 川端健太郎
1点 稲崎栄利子・加藤亮太郎
1位に桑田卓郎氏を選んだ選考委員は4名、伊勢﨑晃一朗氏、近藤髙弘氏、長江重和氏が1名でした。
協議の結果、得票点数1位の桑田卓郎氏を今年度の協会賞と決定しました。
日本陶磁協会賞金賞
推薦委員の方々による選定の結果、候補者は以下のとおりになりました(推薦者の多い順に掲載、カッコ内は協会賞の推薦者数)。
・15名(推薦者数/以下同)―中里隆
・12名―三原研・十四代今泉今右衛門
・11名―中島晴美
・10名―三島喜美代(1名)・林康夫
・9名―市野雅彦
・6名―井上雅之(3名)・前田正博
・5名―八代清水六兵衞・重松あゆみ・三代宮永東山
・4名―神農巌・武腰潤・中村錦平・福島善三
・3名―植松永次(3名)・辻村史朗(1名)・福島武山(1名)・今井政之・内田鋼一・小野哲平・杉浦康益・鈴木五郎・滝口和男
・2名―稲崎栄利子(6名)・近藤髙弘(6名)・安藤雅信(2名)・西村陽平(2名)・川崎毅(1名)・田中佐次郎(1名)・原憲司(1名)・伊勢﨑淳・板橋廣美・伊藤公象・加藤委・金重晃介・鯉江廣・田嶋悦子・八木明
・1名―石橋裕史(4名)・中村康平(2名)・木村芳郎(1名)・寺本守(1名)・松田百合子(1名)・七代水野半次郎(1名)・安倍安人・伊藤東彦・伊藤秀人・井上泰秋・伊村俊見・大樋陶冶斎・尾形アツシ・金子潤・神山易久・川上力三・川端文男・木村盛康・久保田厚子・小池頌子・髙鶴元・小林英夫・佐伯守美・杉本貞光・瀧田項一・中村卓夫・中村眞・星野曉・松永泰樹・水野陽景・𠮷田美統・若尾利貞
*物故作家:黒田泰蔵 8名(1名)、青木亮 1名、三代德田八十吉 1名、西田潤 1名
〈2022年11月末時点〉
得票が上位10名以上の候補者について、推薦委員の推薦理由を以下に抜粋します。
中里隆[なかざと・たかし]
「茶陶から生活の器まで、日本に限らず制作の場を求め、陶芸における様々なコンテクストを1身に体現してきた」
「世界各地で精力的に作陶しながら新しい唐津焼の可能性を示している。何物にも囚われないおおらかな作風と用の美を邁進する姿勢と作品は、陶芸本来の魅力を放っている」
三原研[みはら・けん]
「何事にも囚われず、常に斬新かつ類似無き造形美を探究し発表を続けている」
「確かな技術と先鋭的な形態、豊かなテクスチャの調和に、独自性と造形的才能の際立った強さを見る」
十四代今泉今右衛門[いまいずみ・いまえもん]
「国の重要無形文化財に指定されてからもなお、更なる新しい意匠、造形、歴史に根ざした新技法を駆使し、創作活動を続けている」
「伝統工芸の有り方と未来を真摯に追究し、制作、理論の両面において優れた業績を残し、指導者的役割を果たしている」
中島晴美[なかしま・はるみ]
「協会賞受賞後も1線で活動を続け、指導者として多くの優れた後進を育てながら、自身の発表を行い常に前進を続けている」
「磁器土を使って、手びねりで立体造形を作るという、誰もやったことのない造り方で表現し、海外でも高い評価を得ている」
三島喜美代[みしま・きみよ]
「現在社会の問題を提案する作品を作り続け、森美術館「アナザーエナジー展」でも大きな反響を呼んだ」
「陶芸というエコールから脱却し、美術の場で陶の自由を大きな空間で呼吸している。印刷物や廃棄物等の現代生活現象を制作対象にして、美や理想を追わず現実そのものに立脚して説得力がある」
「長年にわたり、陶の特性を活かしたダイナミックな作品で日本の現代美術シーンを牽引し、その作品は陶芸界を超えて陶による造形の可能性を幅広く、力強く世に示している」
林康夫[はやし・やすお]
「敗戦直後から陶芸の革新を目指し、その姿勢は現在も変わらず、戦後の陶芸史上の重要作家」
「戦後の陶造形黎明期に活動を始め、国際的活動においても先駆けの作家の1人であり、高い評価を受けている。改めて氏の長い創作活動全体に注目すべき」
以上の結果とともに、得票数の上位者の陶歴、推薦委員による推薦理由および作品の写真など、資料を選考委員の方々に送り、候補者を1位(3点)、2位(2点)、3位(1点)で選定していただきました。
選考委員の投票点数は、以下の結果となりました。
9点 中里隆・三島喜美代
8点 十四代今泉今右衛門
6点 三原研
4点 林康夫
3点 中島晴美
2点 三代宮永東山
1点 市野雅彦
1位に十四代今泉今右衛門氏、三原研氏を選んだ選考委員が2名、中里隆氏、三島喜美代氏、林康夫氏は各1名でした。
上位の中里氏、三島氏、今泉氏の3名で再度投票した結果、三島喜美代氏が6票を得たことから、金賞に決定いたしました。
以上が、2021年度日本陶磁協会賞と金賞の選考結果報告です。次に、今回の候補者の推薦の労をいただきました推薦委員は以下のみなさまです。今年度は推薦委員改正の年で(任期2年)、さらに多くの方々にご就任いただき、ご意見を頂戴いたしました。心よりお礼申し上げます。
推薦委員
青野恵子(銀座一穂堂)、青山和平(ア・ライト・ハウス・カナタ)、秋元雄史(練馬区立美術館館長)、秋山陽(金賞作家)、芦刈歩(茨城県陶芸美術館)、阿曾一実(阿曾美術)、荒川正明(学習院大学教授)、飯田将吾(茨城県陶芸美術館)、池田陽子(ギャラリーO2)、市川文江(ギャルリ・プス)、市来真澄(山口県立萩美術館・浦上記念館)、伊藤慶二(金賞作家)、伊藤泰二郎(備前焼ギャラリー青山)、伊藤達信(スペース大原)、稲本智(ギャラリー品)、井上隆生(ジャーナリスト)、入澤聖明(愛知県陶磁美術館)、岩井美恵子(国立工芸館)、岩島利幸(カネ利陶料)、上西節雄(研究者)、内田篤呉(MOA美術館)、梅田稔(ギャラリー器館)、榎本徹(陶磁研究家)、大塚和美(もえぎ本店)、岡本安次(ギャラリー壺屋)、小川待子(金賞作家)、隠﨑隆一(金賞作家)、加藤清之(金賞作家)、金重有邦(金賞作家)、川上智子(多治見市文化工房ギャラリーヴォイス)、川北裕子(パナソニック汐留美術館)、川瀬忍(金賞作家)、栗原浩之(うつわや涼一石)、栗本洋(ぎゃらりい栗本)、纐纈幾世(ギャラリーこうけつ)、後藤修(山口県立萩美術館・浦上記念館)、小西哲哉(中長小西)、小橋由佳(ギャラリー夢幻庵)、小林建夫(現代工芸藤野屋)、小林めぐみ(福島県立博物館)、小吹隆文(美術評論)、坂本大(ラパンアートオフィス)、坂本直樹(一番館)、佐藤京(Sato Art Office)、佐橋浩昭(ギャラリー数寄)、沢田眉香子(サワダ企画)、柴田裕介(HULS Gallery Tokyo)、島崎慶子(菊池寛実記念智美術館)、嶋田修(日本橋三越美術部)、清水穣(同志社大学)、祥見知生(祥見)、正村美里(岐阜県美術館)、進藤尚子/光本真子(水犀)、菅野康晴(『工藝青花』編集長)、杉江寿文(スペースとこなべ)、杉山道夫(シガラキ・シェア・スタジオ)、杉山道彦(光芳堂)、鈴田由紀夫(佐賀県立九州陶磁文化館)、瀬津勲(瀬津雅陶堂)、髙木崇雄(工藝風向、『民藝』編集長)、髙木延子(うつわ一客)、高田瑠美(菊池寛実記念智美術館)、高橋秀治(豊田市美術館)、髙橋台一(うつわ菜の花)、谷真琴(まちのシューレ963)、塚本倫行(陶庫)、坪井明日香(金賞作家)、寺田ひとみ(寺田美術)、外舘和子(多摩美術大学)、友成星紀(池袋東武百貨店)、富山剛成(ギャラリーNOW)、中林幸雄(アートサロン光玄)、名村実和子(茨城県陶芸美術館)、西川勲(ギャラリーにしかわ)、野入昭吾(神戸阪急美術部)、野崎潤(銀座たくみ)、野原歩(縁煌)、橋本龍史(橋本美術)、服部文孝(瀬戸市美術館)、花井素子(岐阜県現代陶芸美術館)、花里麻理(茨城陶芸美術館)、羽石公子(回廊ギャラリー門)、林いづみ(岐阜県現代陶芸美術館)、林佳名(Silver Shell)、林大介(水戸忠交易)、広瀬一郎(桃居)、深井桂子(Keiko Art International)、深見陶治(金賞作家)、福島昌子(資生堂アートハウス)、福田朋秋(日本橋髙島屋美術部)、藤田裕一(現代美術艸居)、藤間寛(松江歴史館)、堀江知宏(画廊文錦堂)、前﨑信也(京都女子大学)、前田昭博(金賞作家)、鈎真一(滋賀県立陶芸の森)、松本健一(ギャラリー栄光舎)、松本武明(ギャラリーうつわノート)、マルテル坂本牧子(兵庫陶芸美術館)、丸山石造(美術工芸アトリエヒロ)、丸山博将(アトリエヒロ)、三浦努(鳥取県立博物館)、御手洗照子(t.gallery)、宮川智美(京都国立近代美術館)、十三代三輪休雪(金賞作家)、三輪龍氣生(金賞作家)、村上豊隆(日本民藝協会)、目黒伸良(目黒陶芸館)、森野泰明(金賞作家)、諸江洋(九谷焼諸江屋)、八木光惠(アート・コート・ギャラリー)、矢崎孝子(館游彩)、安田尚史(柿傳ギャラリー)、柳原睦夫(金賞作家)、山木城治(アートサロン山木)、山崎哲也(ギャラリー山咲木)、山根正夫(巷談舎)、山本忠臣(gallery yamahon)、横堀聡(益子陶芸美術館)、横山裕人(銀座和光美術部)、吉澤敬子(ギャラリー白)、米原有二(京都精華大学伝統産業イノベーションセンター)、ロバート・イエリン(ロバート・イエリンやきものギャラリー) 以上123名(敬称略)